第3回「農にふれあう講座」が開催されました。

2025.05.11
5月らしい爽やかな陽気のなか、本日第3回「農にふれあう講座」が開催されました。

時間前に多くの受講生が集まり、2週間前に種まきしたエダマメが無事育っているのを見てホッとしたり、その育ち具合の早さに驚いたりしているうちに、講座の時間となりました。

今日は夏野菜の植付けがメインの作業です。
まずは植付けや種まきをした後に野菜を守ってくれる強い味方の資材についての説明です。農薬を使わない栽培には防虫ネットなどの資材が欠かせません。それらにも様々な種類があることや、どのように設置するのか、などの説明を聞きました。



その後、実際に植え付けられた苗や設置されたネットを観察して、植付けのお手本を見てから、いよいよ作業スタート。



植え付ける穴の深さ、植える向き、植え付けたばかりの苗が折れたりしないように、短い支柱に麻紐で結び付ける方法など、気を付けるポイントが盛りだくさん。みなさん真剣に、そして慎重に苗を植え付けていきました。







トマト2種類、ナス、ピーマンを植え終わったら、次は苗を虫や風から守る防虫ネットの出番です。先ほど説明を聞いた通りに、みんなで分担してネットを張っていきます。この作業は前回も体験したので、前よりも慣れた手つきで、チームワークもバッチリ。積極的に役割分担をしていく姿が心強かったです。



休憩をはさんで、次はサトイモの植付けです。こちらは芽が少し出た状態のサトイモを土に埋めていきます。芋の3倍くらいの深さまで穴を掘らないといけないので、農家さんは省力化のために穴をあける道具を使っていたりもします、などと話しを聞きながら、植付けの実演。その後みんなで穴を掘り、芋を植付けました。



最後はなんと開始3回目にして早くも初収穫。気温の上昇とともにぐんぐん育ったレタスを収穫しました。こちらは初回に植え付ける予定でしたが、雨のため後日スタッフが植え付けたものです。両手で抱えるほどのリーフレタスをみんなで収穫して、みんなで分けました。この「宝分け」スタイルがこの講座の基本となります。



最後は使った道具をみんなで洗って片づけて、解散。みなさんおつかれさまでした。