第16回「農にふれあう講座」が開催されました。
2024.12.15
本日12月15日、今年最後の「農にふれあう講座」が開催されました。
次回は1カ月以上先の1月末の開催になるので、寒さに当てた方が良い野菜を残して、本日は秋冬野菜の大収穫です。
でもその前に、まずは畑の野菜の様子の観察から始めます。どの野菜も防虫ネットで虫から野菜を守っているものの、すべてを防ぎきれるわけではありません。なかでも、ネットも通り抜けるアブラムシの被害はとても厄介です。農薬を使わないとどんな風に害虫の被害にあうか、畑で特に被害のひどかった野菜を観察しながら話を聞きます。
次はタマネギのネット張り。害虫以外にも、食べるわけでもないのに野菜にいたずらをする生き物がいます。カラスです。カラスがいたずらに苗を抜いてしまわないように、ネットをみんなで張っていきました。もうすっかりおなじみになったこの作業。みなさんてきぱきと役割分担をしつつ、あっという間にネットを張り終えました。
その他にも、ここ数日の強風で地面と隙間ができてしまったビニールトンネルの裾を埋め戻したりと、東京の冬ならではの農作業を体験したあとは、いよいよ秋冬野菜の収穫です。
ダイコン、キャベツ、ハクサイなどの大物野菜だけでなく、ニンジンやホウレンソウ、カブなど盛りだくさん。自分で選んで収穫するもの、とにかく全部収穫してみんなで分けるものなど、色々ありましたが、みなさん自然と作業を分担して、てきぱきと進めていきます。収穫するだけでなく、野菜を抜いた後に落ちている枯れ葉を拾って片づける人、トンネルを埋め戻す人、一輪車で野菜を運ぶ人、分ける人、道具を片づける人、不要な残渣を捨てに行く人。それぞれが自分の仕事を見つけて、自発的に仕事を進めていきます。
収穫作業の合間には、ダイコンの品種などについての講義も。今回はおなじみの青首ダイコンと、かつては杉並区で多く栽培されていた大くらダイコンの2種類を植えているので、その違いなどを説明しました。
ひととおり収穫を終えたら、今日は畑の監修をしていただいている特任農家の鈴木さんのお話しを畑の真ん中で聞きました。これまでの野菜栽培の話しとは少し違う農家の現実や今後の農家の見通しなど、普段ニュースで聞くことはあっても、直接聞くことは少ない農家の現実に、みなさん真剣に耳を傾けていました。
さて、今年の「農にふれあう講座」はひとまずこれで終了。みなさん大量の成果をうれしそうに持って帰られました。よいお年をお迎えください。
次回は1カ月以上先の1月末の開催になるので、寒さに当てた方が良い野菜を残して、本日は秋冬野菜の大収穫です。
でもその前に、まずは畑の野菜の様子の観察から始めます。どの野菜も防虫ネットで虫から野菜を守っているものの、すべてを防ぎきれるわけではありません。なかでも、ネットも通り抜けるアブラムシの被害はとても厄介です。農薬を使わないとどんな風に害虫の被害にあうか、畑で特に被害のひどかった野菜を観察しながら話を聞きます。
次はタマネギのネット張り。害虫以外にも、食べるわけでもないのに野菜にいたずらをする生き物がいます。カラスです。カラスがいたずらに苗を抜いてしまわないように、ネットをみんなで張っていきました。もうすっかりおなじみになったこの作業。みなさんてきぱきと役割分担をしつつ、あっという間にネットを張り終えました。
その他にも、ここ数日の強風で地面と隙間ができてしまったビニールトンネルの裾を埋め戻したりと、東京の冬ならではの農作業を体験したあとは、いよいよ秋冬野菜の収穫です。
ダイコン、キャベツ、ハクサイなどの大物野菜だけでなく、ニンジンやホウレンソウ、カブなど盛りだくさん。自分で選んで収穫するもの、とにかく全部収穫してみんなで分けるものなど、色々ありましたが、みなさん自然と作業を分担して、てきぱきと進めていきます。収穫するだけでなく、野菜を抜いた後に落ちている枯れ葉を拾って片づける人、トンネルを埋め戻す人、一輪車で野菜を運ぶ人、分ける人、道具を片づける人、不要な残渣を捨てに行く人。それぞれが自分の仕事を見つけて、自発的に仕事を進めていきます。
収穫作業の合間には、ダイコンの品種などについての講義も。今回はおなじみの青首ダイコンと、かつては杉並区で多く栽培されていた大くらダイコンの2種類を植えているので、その違いなどを説明しました。
ひととおり収穫を終えたら、今日は畑の監修をしていただいている特任農家の鈴木さんのお話しを畑の真ん中で聞きました。これまでの野菜栽培の話しとは少し違う農家の現実や今後の農家の見通しなど、普段ニュースで聞くことはあっても、直接聞くことは少ない農家の現実に、みなさん真剣に耳を傾けていました。
さて、今年の「農にふれあう講座」はひとまずこれで終了。みなさん大量の成果をうれしそうに持って帰られました。よいお年をお迎えください。