第5回「子どものための農業体験教室」(後期)が開催されました。

2024.10.27
本日、第5回「子どものための農業体験教室」(後期)が開催されました。

野菜が育つのにもちょうど良い気候になってきた今日この頃。
公園に着くなり畑を見回って、2週間前に比べてぐんと育った野菜を見て驚く子が続出。講座が始まってから、まずは畑の野菜の育ち具合を少し細かく観察しました。

今は虫の被害が多い時期。害虫から守るために野菜にはネットをかけています。うっかり種をこぼしてしまった場所にもしっかり野菜が育っていましたが、その葉は虫食いで穴だらけ。ネットの大切さをみんなで実感しました。



しかし、野菜が成長してくるとネットの中が窮屈になってしまいます。そこで今日はいくつかの野菜のネットを外して片づけることに。ネットを外して畑の外まで運んで、みんなで息を合わせて畳んでいきます。



はじめはやり方が分からず説明を聞きながらでしたが、何枚かのネットを片づけていくうちに、子どもたちだけで声をかけあい、役割を分担しながら、どんどん手際よく畳んでいくことができるようになりました。





次は前回も挑戦したダイコンの間引き。もう説明はほとんど必要ないくらい、みんな手際よく小さいダイコンを抜いていきます。なかには選べないくらいどっちも大きなダイコンもあったようですが。



最後にお楽しみの収穫。ほぼ1か月前に種まきをした伝統品種の城南コマツナがぐんと成長して食べごろになりました。スーパーでよく売られているコマツナと比べて色も葉の柔らかさも違います。違いを比べてもらうために、一般的なコマツナも収穫しました。他にも赤いミニダイコンや定番のナス、ピーマンも収穫。







今日は子どもだけで持って帰る野菜を分けてもらいました。大きさが揃っていないので、不公平にならないように慎重に数や大きさを確認したり、野菜ごとに分担を決めたり。大人が指示を出さなくても、子ども達だけで手際よく野菜を分けていくその姿が頼もしかったです。



今日収穫した野菜の味はどうだったでしょうか。次回、報告を楽しみにしています。