第11回「農にふれあう講座」が開催されました。

2024.10.06
本日10月6日、第11回「農にふれあう講座」が開催されました。
前回は雨で中止となったので、約1か月ぶりの畑の作業です。

本来この時期は種まきや苗の植え付けなど、秋に向けての作業が集中します。今年は週末に雨が多く作業が限定されてしまったので、平日に農園サポーターや受講生が公園を訪れてくれた時に、スタッフと一緒に植え付けや種まきを行いました。みなさん畑が気になっていたようで、講座開始前から受講生がどんどん集まり、すっかり秋の畑らしくなった公園を見て回ります。

今日も朝まで雨が降っていたので、圃場はかなり水分が多め。こんな時に畑の中を歩くと土が固くなってしまうので、今日もある程度限定的な作業となりました。農作業は天候次第、という学びでもあります。

とはいえ種を播かないと育たないので、まずはホウレン草の種まき。前回行ったアブラナ科のカブとはまた違った大きさの種。野菜によって種が違うことも実感していただけたでしょうか。今回は3種類のホウレン草の種を播きました。



次にニンジンの間引きです。今年は夏が暑すぎて発芽が揃わずに、何回か種を播き直したニンジンが、かなり育ってきました。そこで1か所に1本となるように元気なものを残して残りを抜いていくのですが、なかにはすでにニンジンといっても良いくらい育ったものもあり、ちょっとした収穫気分も味わえました。

間引いたニンジンは、きれいな形のものもあれば、ずんぐりしているもの、二股に分かれているものなど、大きさも形も様々ですが、どれも葉を含めて美味しくいただけます。今日はその間引きニンジン以外に、定番のナスとピーマンも収穫して宝分けにて終了。



気温が落ちついてきたので、次回までにはまた野菜たちはぐんと育っていることでしょう。楽しみに来てくださいね。