第9回「農にふれあう講座」が開催されました。

2024.08.26
8月25日に第9回「農にふれあう講座」が開催されました。
夏休みをはさんで、約1か月ぶりの開催です。

夏休みの間も、任意で除草や収穫にいらしてくれる受講生の方もいましたが、ほとんどの方は一カ月ぶりの畑。
背の高いトウモロコシやトマトが片づけられ、ずいぶん畑の様子が変わっているのに驚かれたかもしれません。

今日はまだ暑さも残っており、これから秋野菜の栽培をスタートするにあたり、まずは室内での講義からスタート。環境保全型での栽培に取り組んでいる本講座ですが、秋の野菜は夏野菜以上に虫の被害にあいやすいため、どう虫を防ぐかなどの講義を行いました。

また、前々回に続き特任アドバイザーである農家の鈴木さんからも、リアルな農家さんの虫対策や農業で使う資材の今と昔などの話しがあり、家庭菜園で虫の被害に困っている受講生からの質疑応答などもありました。



講義の後は、圃場に出て実習です。1か月前に種まきをしたニンジンの発芽がうまくいっていないところに、再度種まきをしました。



次に、ネギの苗の植え方のデモンストレーションです。数日続いたゲリラ豪雨で圃場の水分が多く植付け作業には適さないため、圃場の一角で鈴木さんによるネギの植付けの説明と実演を行いました。その際も受講生からは活発な質問があり、鈴木さんも丁寧に回答してくださいました。





最後は恒例の宝分け。今回はナスとピーマンの収穫です。台風が近づいていることもあり、風で実が痛んでしまうので、小さいのも含めて全部採ってくださいとお願いしました。山盛りのピーマン、みなさんどう料理されたでしょうか。

次回は9月8日。いよいよ秋冬野菜の本格的な作業がはじまります。まだ暑い中での作業になりますので、気を付けていらしてください。