第8回「農にふれあう講座」が開催されました。

１年間続くこの講座ですが、今回でひと区切り。夏休み前最後の講座は、この暑さのなか全員集合となりました。

夏真っ盛りですが、実は畑では少しずつ秋冬の準備がスタートしています。その第１弾として、今日はニンジンの発芽確認と除草を行いました。天気の都合上、２週間前にスタッフが種まきをしておいたのですが、よく見ると雑草もあちらこちらに生えています。みんな同じような姿の草から、どれがニンジンで、どれが雑草か、よくよく確認しながら草を抜きます。そしてニンジンがうまく発芽しなかった場所に改めて追加で種まきをしました。みなさん、暑い中、しゃがんで集中力の必要な作業、お疲れさまでした。



続いて、インゲンの片付けです。こちらは一転してダイナミックな作業。2ｍ近く伸びたインゲンのツルを全部抜いて片付けます。支柱に絡んでいるので、簡単には抜けません。短く切ると取りやすいよ！とか、こうやって運ぶと片付けがラクだね、などと、受講生同士で知恵を出し合って効率よく片づけられるように工夫していて、この数カ月の作業を通じてチームワークができてきた様子がうかがえました。



最後は恒例の宝分け。今日は今収穫がピークを迎えているトマトが大豊作。一輪車に山盛りのトマトを前に、イタリアのトマト祭りみたい！などとみなさん大喜び。ナスやピーマン、トマト、エダマメと今回も夏野菜をたくさん持って帰っていただきました。

ここから約１か月の夏休み。８月下旬には秋冬野菜の栽培がスタートします。またお会いできるのを楽しみにしています。