第6回「農にふれあう講座」が開催されました。

2024.06.30
第6回「農にふれあう講座」が開催されました。

今日のメインは収穫!
全ての野菜が収穫し遅れると植物自体が疲れて弱ってしまうため、実は収穫もとても大切なお世話のひとつです。
また収穫しながら野菜の健康状態を確かめたり、手入れの行き届いていない所を確認したりすることもできます。

本日まずはインゲンの説明から。4月に種まきをしたインゲンがぐんと育って存在感たっぷりになりました。そこでインゲンの一般的なお世話や仕立て方の説明を受けてから収穫スタート。下の方に沢山あると言われてのぞいてみると、長いサヤがたくさんぶら下がっています。それを1本1本手やハサミで切っていくという手間のかかる作業に、みなさんうれしい?悲鳴を上げつつ山盛り収穫していました。


その他、今までも何回か世話をしているナスやピーマン、トマトも、手入れをしながら収穫です。トマトは昨日までの急な大雨で割れてしまったものも多く、生産者の苦労にまで思いを馳せている受講生の方もいらっしゃいました。


続いて今回は久しぶりの講義です。
トマトやナス、トウモロコシなどの栽培管理や害虫について話を聞きました。特に害虫の発生しやすい時期や種類、そしてその防除についての話が中心でしたが、なかには近隣の都市農家さんならではの苦労話や工夫など、普段触れる事のできないリアルな話も含まれており、自分で栽培してみてわかる話にみなさん熱心に耳を傾けていました。


最後にお待ちかねのエダマメ、トウモロコシの収穫です。それをみんなで均等に分けて解散となりました。その後ほとんどの方が残って、エダマメの葉や根を切り落としたり、袋に詰めたりと、収穫した野菜と格闘していました。収穫してからスーパーで見かけるような状態になるまで、どれほどの手間がかかっているか、知って頂けたのではないでしょうか。


新鮮な野菜、美味しく食べていただけますように。まだまだ夏野菜の収穫は続きます。次回は真夏の暑さになるかもしれませんので、準備をして来園ください。お待ちしております。