第5回「農にふれあう講座」が開催されました。

2024.06.16
第5回 農にふれあう講座が開催されました。

前回から3週間ぶりの開催。小さな苗だった野菜たちは、その間にぐんぐんと育ち、見違えるほど大きくなりました。その姿を見て、受講生たちから驚きの声があがりました。

今日の作業は野菜の中間管理。収穫に向けての大切な作業です。
2グループに分かれて、2か所の中間管理を行いました。
ナスに支柱を立てる作業は前回体験済なので、みなさん慣れた手つきで立てていきます。そして立てた支柱には虫が嫌がる効果があるという銀色のビニールテープを張っていきます。いずれ伸びてくる枝を支えるためです。

しかし次に行ったナスの枝の整理は、初めての方にはなかなか手ごわい作業。どの枝を切って、どの枝を残すのか。なぜそれを行うのか、みなさん真剣に講師の話しを聞いて、慎重に実践していきます。恐る恐るスタートした整枝も、理解が進むにつれて、少しずつ迷わなくなってきたようでした。


続いてはピーマンの整枝。ピーマンはさらに勢いよく葉が茂っているので、その枝を少し間引いて、梅雨に備えて風通しを良くしてあげます。どの枝をどれだけ取り除いたら良いのか、これもみなさん頭を悩ませながら、1本1本のピーマンの枝を真剣に観察して取り除いていました。


支柱立てのなかったグループはトマトの脇芽欠きと誘引にも再挑戦。前回行いましたが、その時とは姿がすっかり変わってしまったトマトを前に、改めて脇芽を確認しながら取り除いていきます。また支柱に固定するにも、すでに実り始めたトマトの実や花をうっかり落としたりはさんだりしないように、慎重に向きを考えて誘引していきました。


今までの土づくりや植付けよりもじっくりと野菜と向き合う細かい作業の連続、みなさんお疲れさまでした。

最後はみんなで3週間の間にびっしり生えた畝間の除草とお待ちかねの収穫。今回も収穫したものをみんなで仲良く分け合いました。