第4回「農にふれあう講座」が開催されました。

2024.05.26
5月26日、農にふれあう講座が開催されました。早くも4回目の開催。前回はトマトやナスなどの夏野菜を植え付けたのですが、この2週間ですっかり根づき、ぐんぐん成長を始めています。
そこで今回はそれらの野菜が風などで倒れたりしないように支えるための作業をメインに行いました。

野菜を支えるには支柱を立てるのですが、実は使う支柱の長さや立て方などは実に様々なやり方があります。使う道具も様々。今回は初心者でもやりやすい基本的な立て方を実践しましたが、支柱同士を結ぶための農業用輪ゴムが便利と大好評。みなさんすぐにコツをつかんで、あっという間に支柱を立てることができました。


また、これまで小さな苗を守ってくれていた長い防虫ネットの片付けもみんなで行いましたが、そこでも次に使うときに広げやすいちょっとした知恵があったりと、一つ一つは地味な作業にも省力化のための工夫がされていることを感じていただけたのではないでしょうか。


支柱が立て終わったら、次は実は夏野菜のお世話の最大の難関ともいえる、誘引と脇芽欠きの作業です。トマトの世話として大事なのが、どんどん生えてくる脇芽を取る作業です。しかし主枝と脇芽を見分けるのが初めての方には難しく、みなさん苦戦されていました。この作業は今後も続くので、だんだんコツがつかめると思います。


今回も初回に続き、杉並区内の農家さんお二人が応援に来てくださいました。一緒に作業しながらお話しをするなかで、農家さんによっても仕立て方や誘引の仕方が違ったり、野菜だけでなく果樹の栽培についても聞くことができたりと、有意義な交流ができたように思います。


最後はナスやピーマンのささやかな初収穫をみんなで分け合いました。今後も「宝分け」としてみんなで収穫を分け合いたいと思います。


次回の講座は間がちょっと空いて6月16日。そのころにはぐんと野菜は成長しているはず。楽しみにお越しください。